2018年12月25日

シニア世帯向けパーソナル・サポートサービス「Life Support AI・愛」の実証実験を開始

 日本テレネット株式会社は高齢化社会とIoT社会の到来を見据え、シニア世帯向けパーソナル・サポートサービス「Life Support AI・愛」の実証実験を京都市東山区粟田学区にて開始致しました。
実証実験の目的は、AI技術(スマートスピーカーなど)とコールセンター・サポーターの活用による「シニア層とAIの親和性づくり」、「シニアサポ―トサービスの構築」です。
実証実験開始にあたり、12月24日に「白川ライフサポートセンターAI・愛」の開所式を、京都市・門川市長や京都府・山下副知事をはじめ多数のご来賓をお招きし開催致しました。

 

【開所式当日の様子】

 

■取り組み背景と実証実験の趣旨

 2025年には、65歳以上の人口がおよそ30%になる日本。「1人の若者が1人の高齢者を支える」厳しい時代となります。人生100年といわれる今、元気なシニアの皆さんにとって人生はまだ折り返し地点を過ぎたところであり、日々を充実させ、セカンドライフを楽しむために、どのように豊かに生きるかが課題となっています。その一方で、暮らしにIoTやAI技術をとりいれることが当たり前の時代になっています。
そこで「シニアの生活をIoTやAI技術を使って支援できないか」と考え、設立する運びとなったのがパーソナル・サポートサービス実証実験「Life Support AI・愛(ライフサポート アイアイ)」です。

 

■実証実験の概要

 本格的な「生活支援サービス」を開始するに先立ち、京都市東山区粟田学区のシニア家庭を対象に、サービスの実証実験を2018年12月より開始致しました。
 実証実験としては、シニア家庭(ひとり暮らし・夫婦家庭)約20世帯にスマートスピーカー等を設置し、シニアの見守り、シニア生活に必要な情報提供、お困りごとに即したサービスなどをきめ細かに行うことを予定しています。さらには、地域密着型のコミュニティーセンターとコールセンターを東山区・古川町商店街に構え、サポーターとオペレーターによるAIだけでは成しえない「人によるサービス」を展開します

 

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